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富良野サテライト概要・地域紹介


富良野委員会開催

連携センターのH.P.にもアップしましたが、3/21に富良野サテライトの委員会が開催され、4月以降の活動について検討がなされました。様々な意見が出された中で、今年の活動は「富良野ブランド」をキーワードに「ブランドとは何か」、「情報の蓄積・活用拠点としてサテライトを活用するには、どのような情報を集めればいいのか」、「地域の取り組みのコーディネーターとしてのサテライト」など、具体的な検討課題が出されました。6月の委員会に向けて、これらの点について4月に赴任する博士研究員とともにそれぞれの立場から考えていくことになりました。

ところで、富良野サテライトのある山部地区の東側には、富良野市の面積の1/3ほどを占める東京大学の演習林があります。演習林に取り囲まれるようにある東山地区は、主に戦後東大から農地解放された地域です。サテライトの事務室の壁に貼ってある地図を見ながら雑談をしているときに、おもしろい話を市役所の原課長から伺いました。

東山地区の地名は、とどまつ、くろまつなどの針葉樹の名前、いちいなどの広葉樹、あやめなどの花の名前がつけられています。それぞれ農地解放時につれられた名前だそうです。地名には、地域の歴史が隠されていることがわかります。

委員会の後で参加した、「地酒と山部を食す会」は山部町おこし委員会の主催によって行われた、山部地区の滝口さんが栽培した酒造好適米「彗星」から、小樽の田中酒造がきりっと辛口に仕上げた地酒純米酒「ゆうふれ」と地元の方々作った料理を楽しもうという会で、会場には大勢の方々か詰めかけていました。田中酒造の杜氏さんからは、これからも積極的に道産米を使った酒作りをしていきたいというお話をお聞きしました。かつて、決して評判が高くはなかった北海道の米。品種改良や、生産者の技術、流通・販売体制の整備など、かつてとは隔世の感のあるぐらい、高い評価を得るに至っています。

いい感じで酔っぱらい、会場のトイレに行くと、富良野委員会事務局のUさんがとなりに。「今、すれ違ったあの方、山部の米農家なんだけど、私の個人的意見ではあの人のお米、すごくおいしいんですよ。」

産地毎、品種毎に米の味がちがう、というのは最近ではよく知られることになったが、農村ではさらにつくる人毎に味がちがうということが知られているらしい。

農村に行き、地域の方々からいろいろな話を聞くと、単に袋に入って店頭で売られている米の奥には、実におもしろい話が隠されているのだと気が付かされる。こうして地域のいろいろなことを知ることが、単なる商品としての米の売買という関係からは得られない何かを与えてくれるのだろう。それがひょっとしたら「安心」の基盤なのかもしれないと思った。

委員の鎌田さんからのタマネギ便り。融雪剤を散布した後の畑。白黒の縞模様。

委員の鎌田さんからのタマネギ便り。融雪剤を散布した後の畑。白黒の縞模様。


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